CineReview
独断と偏見で選んだ映画・DVDの感想・(似非)批評をしていくブログ
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初恋
hatsukoi.jpg

東京の府中で現金輸送車が襲われ三億円が強奪された。それも人ひとり傷つけずに、わずか数分で。それから40年近くもの月日が流れているのに、わたしの中の喪失感は今も消えない。
心の傷に時効はないから・・・。
「私は三億円事件の犯人かもしれない」と女子高生が語り出す衝撃の告白から始まる。

1968年。時代が熱くうねっていたあの頃。学生運動の盛んなこの時期、ある時警察隊との衝突に巻き込まれ、警察に殴られ、JAZZ Bでつるんでいた仲間たちが負傷してしまう。
「国家権力を許せない・・・」岸(小出恵介)にラブホテルに呼び出され、みすず(宮あおい)は驚くべき相談を持ちかけられる。それは東芝社員のボーナス3億円を奪う計画だった。
免許を持っていないが女で、バイクも車も運転できるみすずは絶好の実行犯なのだ。

この計画が上手くいけば岸と一緒に過ごせる。岸と二人だけの秘密を持てる。人から必要とされたことのないみすずは初めて人から必要とされ、みすずはその計画に乗ることを決意する。
事件に隠された、どこまでも純粋でどこまでも切ない初恋の思い出。
中原みすずの小説「初恋」を完全映画化。


本をあまり読まない私は、「中原みすず」って、中原中也と金子みすずを足して2で割ったような名前のため、すごい作家でいっぱい本を書いている人だと錯覚していましたが、この人はこの作品しか書いていない謎の人なのですね。
三億円事件を実行したのが女子高生で、それは好きな人のためだった、なんてロマンティック!!と興奮した。とにかくその題材にすごく惹かれたので行ったみた。

でもいざ観てみたら、「あおいたんみすず!、こんな男のために危険な橋を!?」と思わざるを得ない感じ。私は、小出恵介演ずる、岸に全く何の魅力も感じなかったのだが・・・。
事件のハラハラ感もそんなになく、じゃあ恋愛を描いているかといえばそうでもない。
言葉少ななみすずを、あおいたんが細かい表情の変化で表しているのはすごいと思ったが。
というか、もう既に序盤から、多分この映画はあおいたんの演技力しか見所がないのではと思い始めたりもした。
あと見所といえば、バイクに乗るところの格好良さとミニスカートをはいたあおいたんの細さだろうか。ひたすらあおいたん。

見終わった後、もやもや少し体が重い感じが残るかなと思っていたのに、まったく何も引きづれず、案外あっさり終わった。んーなんか物足りない。
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バトル・ロワイアル
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大人の自信を取り戻すため可決された新世紀教育改革法「BR法」
それは、全国の中学3年生から選ばれた42人の生徒たちを無人島に集め、最後のひとりになるまで殺し合いをさせる残酷なサバイバルゲームだった。
歯向かえば容赦なく消され、おびえ怒りながらも与えられた武器を手に、自分たちの命をかけた殺戮ゲームの幕を切る。情けない嫌われ者教師から非情な独裁者、そしてラストに本当の心情を見せる中年男への変化をビートたけしが圧倒的な存在感で演じている。
監督はご存知深作欣二。(R-15指定)


上映当初その過激な内容から社会問題になるほどかなり話題となっていましたがそのときは未見。
観た友人の「ひたすらグロい」という感想から、全く観る気が起きなかった。
バイオレンスやホラーなど「血がドバッ」とかいきなり何か飛び出してくるようなのはビビリの私には
かなり頑張らないと無理な世界。というか覗きたくもない世界。
でも安藤政信が出ているので頑張った。馬鹿な人と思うじゃろうが、ほんとそれだけのために観た。

やっぱりビビる。
ストーリーは分かっているし、キャストを見れば、誰が長く生き残るのか分かってしまう。
じゃ何を楽しみにこんなに血ばっかり観てたらいいわけ?
と途中で生理的嫌悪感指数が増していった。
こういうのを面白いと思う人と、私みたいな人とに二分する作品でしょうとしか言えないです。

では、唯一観る糧となった安藤君について語ることにする。
冷酷非情な桐山を演じている期間、彼は一人でいると殺しのことばかり考え、人を殺す夢ばかり見ていたという。最後彼が死ぬシーンでは撮影が延び、なかなかそのシーンに到達しなかったときも「明日も自分は桐山でい続けなくてはいけないのか」とかなり苦しかったそう。
撮影が終わってからも覚醒と不眠に悩まされ精神科にも行ったほど。
そんな彼が桐山という役に精神面を喰われるほどの演技は注目です。怖いけど。

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