CineReview
独断と偏見で選んだ映画・DVDの感想・(似非)批評をしていくブログ
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ショコラ
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フランスのとある小さな村。レノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)の猛威で因習に凝り固まったこの村に、ある日、不思議な女ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と娘アヌーク(ヴィクトワール・ティヴィソル)が越してきてチョコレート店を開く。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていくのだが…

このパッケージだけ見るとラブストーリっぽく見えますが、内容は異なります。男女愛の要素が皆無なわけではないけれど、もっと大きくて温かいものをテーマにしていると思う。
一見、インパクトが無い作品のように思えますが、見始めるとどんどん惹きこまれていった。大きな感動はないけれど、心にはしっかり残る作品だと思う。
チョコで人を幸せに出来るだなんて素敵じゃないですか。出てくるチョコメニューはどれも美味しそうで、中でも私はホット・チョコが飲みたくてたまらなくなった。観てるだけで口の中が甘~くなってくるような。だから、チョコ嫌いの人には観てられないぐらいかもしれないね。

ジュリエットが好演しているヴィアンヌがとっても素敵な女性で、メイキングなんかを見ているとジュリエット自身もそうなんだろうなと思った。その娘アヌーク役の子はどっかでみたことあるなぁと思ったら、『ポネット』で注目されていた、かわい子ちゃんでした。
ジュディ・デンチの存在感ある演技、その他の登場人物も皆キャラクターがしっかりと作られているので入り込める。ジョニー・デップも出ています。
今回は海賊ならぬ「川」賊役で(笑)彼の弾くギターも聴けます。DVDのパッケージになるくらいだから出ずっぱりなのか、と言えばそうではなく、一種のスパイスとして(チリ・ペッパー?)登場する感じです。

ヴィアンヌを始めとして、村の女性の着ているファッションの色使いや形が綺麗でとても女性らしくて良いなぁと思いました。

綺麗なストーリー・キャストの生き生きとした演技・漂い、時には気持ちを代弁するような音楽、それから舞台となる村もセットではなく本物の小さな村を使って撮影(一部を除く)したそうですが、どこか不思議な雰囲気が漂っていて、本の中の世界みたいだった。秀作でしょう!

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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

シザーハンズ
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エドワード(ジョニー・デップ)は、発明家の博士によって生み出された人造人間。だが、完成直前に博士が急死してしまった為、彼は両手がハサミのままこの世に残されてしまう。
その後、ゴースト屋敷のような丘の上のお城で、一人孤独な日々を送っていた。
そんな彼の元にある日、化粧品のセールス・ウーマンのペグ(ダイアン・ウィースト)が訪ねて来た。心優しい彼女は、そんな彼の姿に同情し、自分の家に連れて帰る。そうして家の中へ通された彼は、飾られた家族写真に写っているペグの娘キム(ウィノナ・ライダー)に心奪われ、彼女に恋してしまう。
しかしハサミの手をした彼は、愛するものを抱くことすらできないのだ。


鬼才ティム・バートン監督の描くラブファンタジー。

観る前に他の人の感想なんかを読んでいたのもあって、すごく哀しいお話なんだという先入観から、ひたすら哀しさいっぱいで話が進んでいくんだと思っていた。しかしいざ観てみれば
「カラフルな家」が立ち並ぶ映像、「街の人には歓迎される彼」と、予想外の展開に驚いた。
この主人公エドワードは最初から嫌われる・不気味がられるんだと思ってた。でもその予想は裏切られたわけ。
前半はコメディテイスト。ウォーターベッドのシーンは笑った。笑っていいのかなと思いつつ。

しかし後半どんどん哀しさが漂ってくる。エンディングに近づくほどそれは加速する。
優しかった周りの人たちが、1つの出来事で見事にサーッと去っていく様ったらないよ。
変な言いがかりをする欲求不満のおばはんには腹が立つし、そもそも店の奥でエドワードと何をしたかったのかとか考えちゃうよ。

ヒロインのキム役のウィノナ・ライダーの可愛らしいこと。
もうお人形さんですよ。(ジョニーが惚れたのも分かる。)
昔の作品だけど服も可愛らしい。雪の中で舞うシーンの衣装はまさにファンタジーの世界へようこそという感じね。冬なのに薄着じゃない?とか思わないこと。

とてもシンプルなストーリー展開だと思うけど、感情移入してしまう。
でも決して「泣かせます!」という感じじゃない。

そして口数の少ないエドワードの気持ちを代弁するかのような音楽がまた素晴らしい。
これまたティム・バートンとよくタッグを組むダニー・エルフマン。
「チャーリーと~」を先に観ていたのもあって
どことなく彼の作品に共通するテイストを感じることが出来た。

この映画は、この会話に尽きる。

Kim:     Hold me.

Edward:    I can't...

この台詞を聞くためだけにもう一回観たい。


ちなみにDVDには特典としてティム・バートン監督と音楽のダニー・エルフマンによる音声解説、ジョニーやウィノナへのインタビュー、そして約4分半(短くない?)のメイキング映像、予告編などがついています。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

サウンドオブミュージック
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修道女見習いのマリア(ジュリー・アンドリュース)は、修道院では問題児だった。そこで院長は、マリアをトラップ大佐(クリストファー・プラマー)の家に送り、7人の子供たちの家庭教師とした。トラップ家に受け入れられたマリアは、やがて大佐への恋心に気づく。そのうち、第2次大戦が始まってしまう。
トラップ一家の子供たちと家庭教師の修道女との心の交流を通して家族愛の美しさを描いたミュージカル映画の傑作。


名作と言うのは聞いていたけれど、21歳になる今まで1度も観たことがなかった。
きっかけは6月の中学での教育実習。オペラとミュージカルと歌舞伎を取り上げ、総合芸術について授業をしようと、授業内で簡単に生徒に見せられるものを探していて出会ったのが初めて。
うわ~この機会を逃していたら私はこの秀作を一生観なかったかもしれないのか、と思うと怖い。
知っている曲はドレミの歌とエーデルワイスくらいだと思っていたけど、全部知っていた。作品は観なくても曲に触れていたのだ。そしてどれの曲も好き。
しかも歌ばっかりなのに間延びナシ。なぜ!?
ジュリー・アンドリュースの歌が元気をくれる。子供たちの可愛い歌に思わず微笑む。大佐も渋くてかっこいい。
授業のために教材研究をしなければいけなかったのだが、この作品を知るためなら繰り返し観るのも苦ではなかった。

子供たちは可愛く、中でも長女の美人さにはアングリだった。

賞総なめ作品というのも納得。購入しました。

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