CineReview
独断と偏見で選んだ映画・DVDの感想・(似非)批評をしていくブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三年身篭る
20060210_125740.jpg

末田冬子(中島知子)、29才。彼女に生じた唯一確かなこと、ただいま妊娠9ケ月の妊婦であること。
でも、お腹の子どもはまだ外に出たくないらしい。十月十日を過ぎても一向に産気づく兆しは訪れず、いつしか人類史上例を見ない妊娠18ケ月目に突入。
自分ではなく宇宙人の子どもを宿したのではないかと疑う夫の徹(西島秀俊)、周囲の好奇な目、なぜかクールな母(木内みどり)や祖母(丹阿弥谷津子)、そして妹・緑子(奥田恵梨華)の愛人である医師の海(塩見三省)は、冬子をネタに世界初の症例論文を狙う。怒り狂う緑子。
そして、ついに冬子は驚異の妊娠27ケ月目。最初は浮気をし母子に無関心で、家事もろくにしなかった徹も次第に母子がいとおしくなり、人里離れた山荘で夫婦生活を始める。冬子のお腹は、風船のように膨らみ、その中で子どもは外界の事件や空気に感応し、泣いたり笑ったり怒ったりしはじめたのだった―。


東京でも新宿でしかやっていないというのに、西島さん観たさに行ってしまいました。
目的と結果が同じと言う形で終了。
内容はタイトル通り、妊婦が三年間も子供を身篭るというあり得ないものでして、
主人公は妊婦なんだけれども、結局は、頼りない夫がパパへと成長していく過程が描かれているのかなと思われました。そう、その夫役のねー、西島さんが良いのです。あぁ、ここからは西島さんフリークである私が冷静に感想など書けるわけがないことを前提にお読みください。

最初の不倫&家事及び脱いだもの廊下に脱ぎっぱなしのダメダメ男のときと、
「パパになるよ」と言ったときの顔つきがまるで違った。急に変わったと言うよか、きっと徐々に変わってきてはいたのだろうけどそれはとても自然で、というか、演技が一貫して自然で、
本当に「旦那さん」という感じでした。

所々に笑いがあるのですが、ほぼ西島さん発信。
あの真顔でふざけたこと(本人は真剣)を言うのがおかしくて。
その他キャストが皆、キャラがすごい個性的だし、話の流れもスムーズと言うより、「え?え?」という感じで、私の中では「不思議系映画」の括りに入ります。
この演出の意図は…と考えたら答えが見つかる前にまた不思議な演出。
でも案外、私たちが生きている日常ってこんな感じなのかもと思ったりもしました。
毎日付箋だらけじゃねぇ、疲れますよ。ええ。
だからなのか、とんでもない設定の話のなのに、案外普通に受けとめていたり。
それから、食事シーンがとても印象的で、おいしそうな料理の数々が幾度も出てきます。
食事のシーンがもっとも色彩豊かで、楽しげ。本当にあんなのを毎日作っているのなら凄すぎです。でも健康的。

冬子の親族は皆、女系家族なので、女だらけの葬式ってあんななのかと思うとちと怖いです。
そんな中、居場所がなさげな徹さんも可愛らしかった。

スクリーンいっぱいの西島さんに、至福のときを過ごしました。
これでもかというスーツ姿。走る。笑う。脱ぐ。電話する。フタ開けまくる。テレビ見ながら足ぶらぶらも何とも言えない。
そして「いないないばぁ」←これだけでも一見の価値ありでした。

冷静に書け!私!


スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。